耳のくさった猫 #5 ~ 銀ちゃん、癌でした

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　　　　　　　　　　　　　　スズのイノリ　

　　　　　　　　　　スズ と 僕 と かーさん の願いです。

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銀ちゃん、病院で診てもらいました。

右耳は癌。　ゆきさんのコメント通り、扁平上皮癌でした。

しかも脳に転移したのか、急に下半身も動かなくなってしまって。 

たくさん検査してもらいました。血液検査、レントゲン、エコー。

どれも問題なし。　

 

獣医さん：　検査結果をみるかぎり手術はできますが、どうします？

僕：　このままだとどうなるんですか？

獣医さん：　癌が拡がっていきます。

すでに腐敗臭がして、湿潤液も出てきています。放ってはおけません。 

僕：　手術お願いします。 

獣医さん：　すでに転移してる可能性が高いですが。 

僕：　痛みとか、苦しまないような治療できますか？

獣医さん：　それは無理ですね。　胸に転移したら呼吸困難になりますし。

僕：　苦しみだしたら安楽死も考えますが、最後まで世話します。

獣医さん：　相当たいへんですよ？

僕：　はい、わかってます。

 

簡単に安楽死なんて言いたくないのですが、黒猫のサンを呼吸苦の中で死なせて

しまい、今になっても後悔しているのです。　

助からないなら楽に死なせてあげたい。

でも今は耳の治療に集中。　月曜日に切除手術します。

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銀ちゃんを猫小屋から隔離部屋へ移したのですが、

常に目が届くところに置いておかないと管理できないので、 

病院から帰ってきたあと、居間のケージに移しました。 すると、

黒猫のクーちゃんが心配そうに・・・ 

正面からも覗き込んで。

かーさんが抱っこして、ツメ切りしてると 

大三毛も心配そうに覗き込んで、 

その脇をクーちゃんがすり抜けて、 

白猫のユキも見に来て。 

 

銀ちゃん、猫小屋ではウンチもオシッコも猫トイレにしていたので、元は飼い猫だった

のでしょう。

飼主都合で捨てられてしまったのかな。 自分を捨てた人間が嫌いかもしれませんね。

 

あと数か月の命だと思うのですが、銀ちゃんにもう一度、人のやさしさを感じて欲しい。

 

＜ご支援のお願い＞ 

みなさんには今もたくさんご支援頂いています。　活動費はできるだけ自分たちで

工面しようとバイトもしているのですが、銀ちゃんの治療費が追い付かなくなって

しまいました。　お願いするのは心苦しいのですが、銀ちゃんの治療費をご支援

頂けるとすごく助かります。　　こちらまで

 

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