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ネコジルシ猫の里親募集のページ

ショウの軌跡 [ショウ]


 
動物救援隊 - 福島原発地域に残された命の活動 -
 
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[黒ハート]スズのイノリ
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ショウと出逢ったのは、2017年の春。
 
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公園の見回りをしていたら、
 
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ヨタヨタ~、フラフラ~、お酒を飲んで千鳥足になったような猫を見つけました。
 
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抱っこすると、ものすごく嬉しそうな顔をして、ニャっっと鳴くんです。
 
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で、保護して、
 
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去勢手術して、帰ってきたところ。すぐに家中を遊びまわるほど元気。
 
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でも、遊んで動き回るほど、運動障害の程度がわかってきました。
 
 ・ まっすぐ歩けない
 ・ 段差を降りると転ぶ、キャットタワーから降りようとすると落ちる
 ・ ベッドに飛び乗ろうと床からジャンプしても、垂直にジャンプするので
  ジャンプした場所に落ちる
 ・ 普通に歩いていて、いきなり前転する
 ・ おしり座りして、片足をあげて毛繕いしようとすると後ろにひっくり返る
 
などなど。公園でショウが暮らしていた場所は池のすぐそばでした。 
 
よく池に落ちなかったものです。
 
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しばらくするとずいぶん進歩して、
 
 ・ まっすぐ歩けない
  → モンローウォークでなんとなくまっすぐ歩けるようになりました。
 
 ・ 段差を降りると転ぶ、キャットタワーから降りようとすると落ちる
  → 写真のベッドから降りるとき、一年前は前のめりになって頭をぶつけて
    いました。今は前脚で着地、前転か側転して力を逃がすように降りる
    技(ワザ)を習得しました。
 
 ・ ベッドに飛び乗れず、そのまま落ちる
  → 少し前方にジャンプして、ベッドに飛び乗れるようになりました。
 
すごい頑張り屋さんでした。 
 
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保護から半年経った2017年12月24日、ショウがバタバタと暴れていて、慌てて
 
抱っこすると
右手右脚がピンと突っ張っていました。立たせようとしても右半身が
  
動かない様子で、
ショウの右半身が麻痺してしまいました。
 
でも今思うとこれがてんかん発作だったのかも知れません。
 
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2018年1月は、毎日少しずつ、リハビリで右手右脚の曲げ伸ばしを続けたところ、
 
自分で歩けるまで回復してきました。 ただ、右手には力が入らないようで、
 
段差を降りるときに右手から転んでしまいます。
 
それでもG.W.には、自分でベッドに飛び乗れるまで回復しました。
 
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2019年4月、キャットタワーの途中のハウスに飛び乗れるほど、ジャンプの精度が
 
上がりました。
 
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2019年11月、秋の暖かい日。 窓際のキャットタワーでお昼寝しています。
 
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2020年4月下旬、この頃からウンチがでなくなり、摘便の通院がはじまりました。
 
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トイレに入ってもバタバタ暴れるばかり。手足が突っ張って体の制御ができず、
 
トイレの中で茫然としているようでした。
トイレから出たいのに出れない状態。
 
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トイレの中で大暴れするので、このタイプの猫トイレ4つ全部、中の仕切り板の
 
根元をへし折って破壊してしまいました。
 
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この頃、ショウがベッドから落ちても痛くないように、周りにマットを敷きました。
 
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アイリスオーヤマ エアリークッションの中味を挟んで、落ちてもショックがなく
 
フンワリ感が出るようにしました。卵を落としても割れないほどです。
  
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2020年9月、階段を上るシーン。
 

 
2021年2月、病院からの帰り道、車の外の景色を眺めています。
 
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ショウが階段から転げ落ちないよう、転落防止の柵を付けました。
 
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ショウは自分のために柵が付いたことを解かっているのか、扉が開いていても
 
柵を越えようとしなくなりました。頭のいい子でした。
 
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ショウは他の猫と絡まなかったのですが、たまにワラビがショウと一緒の
 
猫ベッドに入ってくれてました。
  
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2022年4月、1階の猫ベッドにて。
 
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2022年5月上旬、新しくなったかーさんベッドの上で。
 
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2022年5月下旬、外耳炎になりました。病院で抗生剤とステロイドを注射。
 
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2022年5月下旬、右耳を掻きむしったらしく血だらけになってました。
 
ミケヨがつけていたソフトカラーを装着。
 
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翌日いなば先生に診てもらうと、右耳の外側の皮がはがれるのに気付きました。
 
細胞診したんですけど原因まではわからず、単発のステロイドの注射のみ。
  
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3日後、ショウの耳がさらにひどくなっているのにかーさんが気付きました。
 
かーさんがショウを病院に連れて行って、いなば先生に診てもらったとです。
 
 
とにかく右耳さわっちゃダメ! ということで、ハードのカラーに着けなおし。
 
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ショウは手足がうまく動かせないので、カラーを着けているときは補助しないと
 
ゴハンを食べられません。こんなカンジでカリカリを口元に持っていくと、
 
ボリボリ食べてくれます。 見ると、右耳がボロボロになってます。
 
病院でもらった塗り薬を毎日塗ってますが、一日経つと元どおり。
 
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毎日点滴です。
  
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2022年6月中旬、耳の状態を診てもらいに、かーさんと二人でショウを
病院へ
 
連れて行きました。
診察終わって、クルマの中でかーさんを待ってるトコロ。
 
耳の中が真っ赤です。
 
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2022年6月下旬、赤いカラーはゴハンが食べにくいので食事の補助をしています。
 
銀のスプーンのカリカリが大好き。 ご支援で送っていただいたときは、かーさん
 
に内緒で多めにあげてました(笑)。
 
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毎晩、両耳の掃除、薬3錠飲ませて、液体のラクツロース飲ませて、脱水っぽい
 
ときは点滴してます。相変わらず両耳から膿のようなものが
出ていて、耳の中が
 
腫れてかさぶた状になってい
ます。

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2022年6月末、ずいぶん良くなってきました。体重もここから少しずつ増加。
 
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7月になると耳のほうはすっかり良くなりました。病院で耳洗浄してもらうくらい。
 
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7月中旬、耳はキレイになったので、ステロイドは 3/4 → 1/2錠に。
 
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8月上旬、今度は
ウ〇チがチョロチョロ止まらなくてオムツしたり。かーさんが
 
クスリを加減してチョロチョロウ〇チはでなくなりましたが、便秘 ←→ 下痢の
  
間を行ったり来たり。

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8月中旬、ステロイドの効果を見るため、血液検査。
 
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血液検査の結果は異状なしで、前回より良くなっている項目もありました。
 
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2022年11月、クチからアゴにかけ、毛がまとめて抜けてしまうので、顕微鏡で
 
調べてもらいました。ウイルスはいない、好中球が多いなどなどで、自己免疫性
 
疾患が原因。二日に1度のステロイド投薬でしたが、毎日投薬となりました。
 
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2023年1月、ショウの首の皮膚は症状がよくなってきたので、
 
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毎日飲ませているクスリのうち、ステロイドは1/4錠に減らすことになりました。
 
        <ショウの薬セットを購入しましたの図> 
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2023年2月、お気に入りの 籐の猫ベッドにて。
 
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2023年4月13日、ショウの元気がないことに気が付いて、病院へ連れて行きました。
 
血液検査とエコー検査の結果、特に悪いところはなく、僕もかーさんも安心して
 
いたのですが、
  
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14日の早朝、急逝してしまいました。
 
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15日、荼毘に付しました。 体の大きな子でしたが、骨壺が大きく感じるほど
 
ちいさな骨でした。
 
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  病院へ行った回数も、クスリを飲ませ続けた期間も がん家で過去最高で、
 
 白血病だった黒猫のラムやサンちゃん、扁平上皮癌だった白猫のシロちゃんや
 
 銀ちゃん以上に 手が掛かってたいへんでしたが、苦だとは思いませんでした。
 
   障害に負けず、素直で明るく前向きで、人間大好きなショウちゃんを
 
            かーさんも僕も大好きでした。 
 
 
          みなさん、ポチっと応援お願いします!
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