老猫ウルル [ウルル]
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スズ と 僕 と かーさん の願いです。
先週のはじめ、某所を見回りしていると耳カットしていない初めて見る猫がいたので、
ガガっと掴んでババっとキャリーに押し込みニャニャっと家に連れてきました。
もちろんTNRのためなので、すぐにリリースするつもりで。
深夜うす暗い中で捕獲したためにわからなかったのですが、 カラダが小さいので生後半年
くらいかと思っていたら、目がにごっていて白内障かな? どうやら老猫っぽい。
ケージに入れてゴハンをあげたら、むさぼるようにガツガツ食べはじめました。
はじめは、「こんなところに連れてこられてニャニされるんだ?」と不安と恐怖の入り混じった
目をしていたのですが、僕が10分くらいナデナデしていたら危害を加えられないとわかった
のでしょう、大きなため息をひとつして、安堵の目に一転したのです。
かなりゴロゴロちゃん。 生粋のノラにはありえないレベルのゴロニャン。
なことを考えると、「4月に引っ越す先はペット禁止だから連れてけないね。」的流れで
捨てられたのかなぁ、と、いつものパターンが思い浮かびます。
捕まえたときも、他の猫にあげているゴハンを藪の間からうらめしそうに見てました。
動きも緩慢だし、TNRでリリースしたら生きていけないかなー? なんて思いがムクムク。
とりあえず、血液検査と感染症検査のため、土曜日に病院へ連れていくことに。
検査の結果は擬陽性。 検査キットで判定するとき、時間内には陰性でしたが
時間が経つにつれ陽性のマークが浮かび上がってきたそうです。
3ヶ月後、もう一度感染症の検査を行って陰性か陽性が判定するとか。
先生の見立てだと10歳超え。不妊手術の跡はなし。
先生に、インターフェロンしますか? 抗生物質だけにしますか? と聞かれたので、
「抗生物質でお願いします」と答えたとです。
今、白血病の子はがん家に2匹います。 すでにルナはインターフェロン注射を継続中、
発症していませんがサンも控えています。
インターフェロンはとても高価だし、正直、借入金も多いのでこれ以上の借金は無理だし、
僕の死生観もあって、10歳超えてるならインターフェロンは行なわず、あと何年生きられるか
わからないけれど積極的な治療は行なわず、がん家で看取ることにしようと思ったのですが・・・。
夜、仕事から帰ってきたかーさんが、
かーさん:インターフェロンじゃ。(ΦωΦ)
曰く、
◆ 擬陽性の子に3日連続でインターフェロンを注射したら陰転した例があるらしい。
◆ つらい猫生だったかもしれないから、できることは全部やって、幸せにしたい。
◆ 金はアタシが働いてつくればいいんじゃ。
ということらしく。 犬猫に関してナチュラル(痛みは取るが、積極的な治療はしない)は
しないのがかーさん。 僕とかーさんの死生観はこーゆーとこが違うんですよねぇ・・・。
日曜日にもう一度病院へ行き、方針を変えてインターフェロン治療にすると先生に伝えると、
◇ 3日連続じゃなくて、陰転するまで注射を続ける(1日おきくらいで)。
◇ ハンパなくお金がかかる。
◇ この病院では、1ヶ月で陰転した実例がある。
うーん。
「先生、今日のところはインターフェロン注射お願いします」
さて、今後はどうしようか。 かーさんが仕事から帰ってきたら相談します。